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日立物流ソフトウェア株式会社

船積書類作成システムを導入することで、アウトソーシングしていた業務を内製化しました。注文追加・訂正や在庫の確保に手間取る場合でも、柔軟かつ迅速に対応できるようになりました。

株式会社伊勢半 様

船積書類作成システム

(写真左より、株式会社伊勢半 海外事業本部 海外業務部 部長 齊藤 祐介氏、課長 鈴木 義則氏、
奥野 瞳氏、副主事 松村 浩樹氏)

株式会社伊勢半 様

創業以来190年以上の歴史を有する総合化粧品メーカー、株式会社伊勢半(以下、伊勢半)。同社では「ONEsLOGI Cloud/船積書類作成システム(以下、船積書類作成システム)」を導入し、これまでアウトソーシングしていた船積書類作成業務を内製化しました。その経緯と効果について紹介します。

もくじ
  1. アジア圏でも積極的に事業を展開する190年以上の歴史を持つ総合化粧品メーカー「伊勢半」
  2. 韓国、台湾、香港への輸出業務に船積書類作成システムを利用
  3. 出荷量の増加にともない、アウトソーシングしていた船積書類作成業務の内製化を検討
  4. 内製化により、受付時間の制限やコスト変動などの課題を解消
  5. 船積書類作成業務に特化したクラウドシステムを選択
  6. 日立物流ソフトウェアの積極的な提案や対応する姿勢を高く評価

1.アジア圏でも積極的に事業を展開する190年以上の歴史を持つ総合化粧品メーカー「伊勢半」

伊勢半の製品パッケージイメージ(国内向け製品)

伊勢半の製品パッケージイメージ(国内向け製品)

―― 伊勢半についてご紹介ください。

伊勢半は、1825年(文政8年)に創業した紅屋をルーツとする企業です。以来190有余年、創業者・澤田半右衛門の「品質向上に向けて創意工夫を重ねる精神」を受け継ぎ、伝統の紅づくりの技を守るとともに、メイクアップやスキンケア製品を手掛ける総合化粧品メーカーとして成長・変革を遂げてきました。

現在では、日本の化粧文化を守り伝えるとともに、「あしたは、もっと美しく」のミッションのもと、常にお客様視点に立ち、グループ各社がそれぞれの強みを生かしたメイクアップ化粧品、基礎化粧品、医薬部外品などの化粧品全般を製造・販売しています。

―― 海外における事業展開について教えてください。

伊勢半では戦前から輸出に取り組んできましたが、これまで海外における販売量はそれほど多くありませんでした。

しかし、近年、日本のかわいい文化の普及・浸透や、SNSやブログといった情報伝達のグローバル化により、アジア圏を中心に当社製品の品質やコストパフォーマンスの高さが評価されています。さらには、現地のニーズに沿った販売戦略や現地専用製品の投入といった積極的な対応も実を結びつつあり、現在では14の国と地域で販売をしています。

売上高で見ても、海外での販売量はここ数年2桁成長を続けており、総売上高が堅調に推移している中でも、海外での売上比率は約3割を占めるまでに拡大しています。

海外(香港)における伊勢半製品店頭陳列の様子(写真提供:株式会社伊勢半)

海外(香港)における伊勢半製品店頭陳列の様子
(写真提供:株式会社伊勢半)

2.韓国、台湾、香港への輸出業務に船積書類作成システムを利用

株式会社伊勢半 海外事業本部 海外業務部 部長 齊藤 祐介氏

「導入コストを抑えるため、カスタマイズはできる限りせずに利用しています」(齊藤氏)

―― 船積書類作成システムの利用状況について教えてください。

韓国、台湾、香港への輸出に関する船積書類の作成に利用しています。各エリアには1社ずつ代理店を設けており、月末に注文を受け、翌月に各代理店へと商品を出荷するというのが基本的な業務の流れとなります。

これらの三つの国と地域は、現時点で当社の輸出先の上位3位を占めており、その中でも韓国が最大の出荷先となっています。

―― 船積書類を作成するのにかかる作業時間はどのくらいですか。

書類内容の最終確認作業も含めて、1回あたりのトータル作業時間は30分ほどです。

実際の作業の手順は、次の通りです。

  1. 出荷品リストのデータ(Microsoft Excel、以下Excel)を船積書類作成システムにアップロード
  2. 出荷日などの情報をシステム上で入力
  3. 船積書類のExcelデータをダウンロード
  4. 対象国ごとで異なる記載箇所を手作業で修正
  5. 船積書類のExcelデータをダウンロード 印刷(多い場合は1件あたり7~8ページ)
  6. 最終確認
船積書類作成システムの作業イメージ画面

船積書類作成システムの作業イメージ画面

船積書類作成システムの作業イメージ画面
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船積書類作成システムの作業イメージ画面

―― 手作業で修正するのではなく、あらかじめ対象国ごとの帳票フォームを用意しておくことはしなかったのでしょうか。

あらかじめ帳票フォームを用意しておくことはできると聞いていますが、カスタマイズでの対応となります。毎日実施する業務ではなく、修正作業も手間のかかる作業ではないので、今回は導入コストを抑えるためにカスタマイズはできる限りしていません。

伊勢半における出力帳票のサンプルイメージ

伊勢半における出力帳票のサンプルイメージ

伊勢半における出力帳票のサンプルイメージ
画像を拡大する (新規ウィンドウを表示)

伊勢半における出力帳票のサンプルイメージ

3.出荷量の増加にともない、アウトソーシングしていた船積書類作成業務の内製化を検討

株式会社伊勢半 海外事業本部 海外業務部 課長 鈴木 義則氏

「船積書類作成のコストを削減かつ固定化するために、アウトソーシングから内製へと切り替えました」(鈴木氏)

―― 船積書類作成システムを導入する以前は、どのように対応していたのでしょうか。

これまでは出荷量もそれほど多くはなかったので、専門の業者にアウトソーシングをしていました。

―― なぜ、アウトソーシングから内製へと切り替えたのでしょうか。

注文数が増えるにつれて、アウトソーシングでは不便だと感じることも多くなり、また、作業依頼コストも増大してしまうことから、内製への切り替えを進めることにしました。

―― 具体的には、どのような不便さやコスト負担増が発生していたのでしょうか。

アウトソーシングの場合は、依頼先の受付時間内に必要な情報を提供しなければなりません。しかし、必要な在庫数を確保できずギリギリまで対応に追われたり、急な注文の変更などに対応したりする場合、その時間的な制約が原因で船積書類の手配が遅れてしまうこともあり、その結果、出荷日が大幅にずれ込んでしまうこともありました。

コストに関しては、アウトソーシングの場合、発行する枚数に比例して増大しますので、出荷量が増えてパッキングリストの枚数などが増えると、その分、コストが膨らんでいきます。また、出荷予定日までに必要な在庫数を確保できず複数回に分けて出荷をしなければならない場合も、追加で作業依頼コストが発生します。さらに、毎月、作業依頼コストが変動し、固定化できないという点も問題視されるようになっていました。

4.内製化により、受付時間の制限やコスト変動などの課題を解消

―― 船積書類の作成・出力を内製化したことで、時間的な制約やコスト変動などの課題は解消されましたか。

出荷のために必要なデータが出揃えば、すぐにその場で船積書類を作成・印刷できるようになり、必要な書類を準備するまでの時間が大幅に短縮されました。訂正や変更にも柔軟かつ迅速に対応できるようになり、担当者の作業負荷の軽減にもつながっています。

また、出荷量や出荷回数にかかわらずコストが固定化され、クラウドなのでシステムの運用や保守にもほとんど手間がかからないのも、重要な導入効果だと捉えています。

―― 船積書類作成システムの使い勝手はいかがですか。

使い勝手も良く、操作も簡単です。また、作成したデータはシステム上に一定期間保管されているので、前月の内容を簡単に確認でき助かっています。

5.船積書類作成業務に特化したクラウドシステムを選択

株式会社伊勢半 海外事業本部 海外業務部 奥野 瞳氏

「使い勝手や機能を確認した上で、導入を決めました」(奥野氏)

―― 船積書類作成システムを導入した経緯を教えてください。

船積書類の作成・印刷業務を内製化するにあたり、すべてを手作業で対応するわけにはいかないので、システムの導入は必須だと考えました。導入するシステムの選定にあたっては、次の要件を基本に導入するシステムを検討しました。

選定要件

  • 船積書類作成に必要な機能が網羅されていること
  • 使い勝手に優れ、担当者が容易に操作できること
  • Excelで作成した出荷リストデータを取り込めること
  • 帳票フォームのカスタマイズが可能なこと
  • 導入・保守・運用にかかる手間とコストを抑えられること
  • サポート体制が充実していること

いくつかのシステムを比較検討し、デモを見て実際に使い勝手や機能を確認した上で、次の理由から船積書類作成システムの採用を決めました。

選定理由

  • 船積書類の作成に特化した機能が網羅されている(不要な機能が搭載されていない)
  • 帳票フォームのカスタマイズに対応してもらえる
  • Excelデータで取り込みと出力ができる
  • (日立物流ソフトウェアによる)自社開発システムなので、機能のカスタマイズにも対応してもらえる(今回、機能のカスタマイズ対応は無し)
  • クラウド(SaaS)として提供されるので、導入・運用・保守に手間がかからない
  • 物流に特化したソフトウェアベンダーなので物流業務や輸出業務に精通しており、専門用語なども気にせずに話ができる
  • 実績が豊富で、サポート体制が充実している
  • (日立物流ソフトウェアの)専属スタッフにより、データセンターが自社で運営されているので安心して利用できる

6.日立物流ソフトウェアの積極的な提案や対応姿勢を高く評価

株式会社伊勢半 海外事業本部 海外業務部 副主事 松村 浩樹氏

「パフォーマンスや使い勝手のさらなる向上に期待しています」(松村氏)

―― 導入時に苦労したことなどはありましたか。

クラウドなのでシステム面での準備や手間はかかりませんでしたが、通常の業務と並行してカスタマイズしてもらった帳票フォームの検証や、出荷先マスターデータの登録などを進めなければならなかったので、その1カ月間は少し大変でした。しかし、今となって振り返れば、その期間で疑問点や不明点を確認でき、システムに慣れることができたので良かったと思っています。

―― 最後に、日立物流ソフトウェアへの評価や期待などがあればお聞かせください。

日立物流ソフトウェアは導入検討の段階から丁寧かつ迅速に対応してくれました。無理を言った部分もあるかもしれませんが、当社からの要望に耳を傾け、積極的な提案や対応する姿勢を示してくれたので、安心して船積書類作成システムの導入を進めることができ、とても感謝しています。

今後、さらに使いやすく、パフォーマンスに優れたシステムへと進化することに期待しています。

株式会社伊勢半

本社所在地
 東京都千代田区四番町6番11号
代表者
 代表取締役会長 澤田一郎、代表取締役社長 澤田晴子
創業
 1825年
資本金
 2億円
従業員数
 310名(2018年1月現在)
事業内容
 メイクアップ化粧品、基礎化粧品、医薬部外品など化粧品全般の製造・販売
URL
 https://www.isehan.co.jp/
 ※株式会社伊勢半 会社サイト

* 取材時期 2018年1月
* 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

導入ソリューション

船積書類作成システム

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