お客様の声 - シロナデンタルシステムズ株式会社様
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倉庫業務の効率化と基幹情報の一元化
■お客様に聞く ― シロナデンタルシステムズ株式会社![]()
シロナデンタルシステムズの事業概要
-- シロナデンタルシステムズについて教えてください。
ドイツ本国のシロナデンタルシステムズは、130年以上の歴史を有する歯科用機器の専門メーカーです。 現在の製品ラインは、「トリートメントセンター」、「イメージング システム」、「歯科用CAD/CAMシステム(CEREC)」、「ハンドピースと滅菌器」という4つの部門に分類され、歯科診療を進化させる革新的技術を搭載するとともに、デザイン性に優れた歯科用機器全般の開発、製造、販売を手がけています。 当社は、シロナデンタルシステムズの日本における窓口として、ドイツで生産された機器を輸入・販売するとともに、サポートやメンテナンスなどを通じて国内の設備ディーラ様や歯科医様の支援をしています。 倉庫業務の効率化と基幹情報の一元化を実現 -- 現在、利用しているWMSの概要を教えてください。 商品センター(物流倉庫)の「在庫管理」、「入出庫管理」、「ロケーション管理」といった業務を効率化し、関連情報の精度向上と一元化を実現するため、「物流センター管理システム」の基本モジュールをベースとしたWMSを利用しています。 システムは、日立物流ソフトウェアのデータセンターで運用されているSaaS型の「物流センター管理システム」をインターネットを通じて利用しており、WMSと基幹業務システム(ERP)と連携させることで、「入出荷情報」、「在庫情報」、「棚卸情報」などをリアルタイムで一元管理できるようにしています。 ![]() -- SaaS型のシステムを利用するということに関しては、要件の1つだったのでしょうか。 当社では、専任のシステム管理者を設けておりませんので、運用管理が不要なクラウド環境でのシステム利用を検討していました。 業務システム全体の見直しを進める中でWMSを導入
-- 導入の経緯についてお伺いします。今回、WMSを導入したきっかけを教えてください。WMSの導入以前、商品センターにおける倉庫管理業務はマニュアルによる作業が中心でした。当社の場合は、入出荷情報や在庫情報などはもちろんロット管理やシリアル番号管理も行っており、それらの情報を都度、基幹業務システムに手入力しなければならない状況でした。 しかし、業務の拡大に従い商品センターにおける取扱量が急増し、従来の方法ではリアルタイムかつ精度の高い情報を管理していくことが難しくなりつつあり、また商品の入出荷というバックオフィス業務の核となる倉庫業務が、業務全体のボトルネックとなってしまいかねないという危惧も感じており、業務システム全体の見直しを進める中でWMSを導入することになりました。 -- 基幹業務システム中で倉庫管理業務をカバーすることはできなかったのでしょうか。 基幹業務システムにも在庫管理機能はあったのですが、機能や使い勝手という面で物足りない部分がありました。 また、倉庫管理業務の最適化を実現するチャンスなので、妥協することなく、長期間利用できるシステムを導入したいと考え、同様のアドバイスを基幹業務システムの構築・サポートをお願いしているベンダーからも受けたので、WMS専用のシステムを導入しようと考えました。 業務フロー全体を見直し、効率化と精度の向上を実現できる提案を採用
-- WMSとして「物流センター管理システム」を採用した理由を教えてくだい。日立物流ソフトウェアからの提案は、単に「物流センター管理システム」というWMSを導入するということに止まらず、倉庫業務のフロー全体を見直し、ハンディターミナルを利用して作業の効率化と検品精度の向上を実現するという内容でした。この提案を実現できれば、業務の最適化と実在庫を正確かつリアルタイムに把握できるようになると考えました。 また、具体的に次の4つの点からも提案の実現性が高いと判断して、日立物流ソフトウェアからの提案を採用することにしました。
アドバイスを受け、迅速かつ正確なピッキング作業が可能に
-- 新しくシステムを導入して、商品センターにおけるオペレーションはどのように変わりましたか。これまでは入出荷のチェックを手作業で行い、その情報を端末に手入力していました。現在はハンディターミナルでバーコードを読み取るだけでデータベースへと情報が登録され、リアルタイムで入出荷の実績を確認できるようになり、入荷予定からのモノの流れを明確に把握できるようになりました。 またシステムの導入にあわせて、日立物流ソフトウェアからのアドバイスを受けながら倉庫内のロケーションやピッキング方法なども変更しました。迅速かつ正確なピッキング作業が可能となり、商品センター業務全体の最適化という期待以上の成果を上げることができました。 さらに当社の場合、医療機器を取り扱っているため、入出荷の際に規定の書類を作成・保管しなければならいという義務があります。以前は、別作業として該当書類を作成していたのですが、現在では出荷情報のデータにより書類の出力が可能になりました。 -- オペレーションが変わることで、現場に混乱などはありませんでしたか。 オペレーションの変更に関しては当社でも不安を持っていましたので、事前テストを徹底的に行いましたが、新しいオペレーションに慣れるまでにそれほど時間はかかりませんでしたし、混乱もありませんでした。 3日間かかっていた棚卸業務が1日で済むように
-- その他、導入効果などあれば教えてください。以前は情報入力のタイムラグをはじめ、入出荷時のチェック漏れや二重登録といったヒューマンエラーによるミスの可能性もあったので、実在庫とシステム上の在庫情報が合致しない恐れもありました。そのため、営業担当者が受注の際に倉庫に電話で在庫状況を確認することも少なくありませんでした。しかし、新システムが稼働してからはそのようなことはなくなりました。 また、これまで3日間かかっていた棚卸業務が、実質1日で完了するようになりました。そのため、これまでは週末に棚卸作業を開始して、通常営業日にも入出荷作業ができない日が発生していましたが、週末だけで作業が完了することで通常業務への影響を最小限に抑えることができるようになり、現場の負荷も大幅に軽減されました。 日立物流ソフトウェアへの期待 -- 今後の拡張予定などはありますでしょうか。 返品処理を自動化する予定で、プロジェクトはすでに進行中です。 -- 日立物流ソフトウェアへの期待などあればお聞かせください。 一緒にシステムを構築していく中で、当初の期待どおり、物流の専門家として優れたノウハウを持っていることが実感できました。またWMSは倉庫というリアルな現場と密に連携したシステムなので、システムを構築する際、想定外の事態にも遭遇しましたが柔軟に対応していただき感謝しております。 WMSを導入したことの効果を可視化して、更に在庫、コストまたお客様への納期遵守率などの改善に繋げていきたいと考えています。引き続きアドバイス宜しくお願いします。 また、現在、商品センターが手狭になってきているので、来年に移転をします。その際WMSを更に有効に活用するため、レイアウトの改善、ロケーションの見直しなどいろいろと相談に乗っていただくことになるかと思いますので、引き続きよろしくお願いします。 お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
プロフィール シロナデンタルシステムズ株式会社
* 記載の担当部署は、取材時の組織名です。 |
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